FMスクリーニングの比較
従来のAMスクリーニングでは、一定の間隔で並ぶ網点の直径を変え濃淡を表現することから、モアレ・色ずれ・ロゼッタパターンなどの発生が問題とされてきました。しかしFMスクリーニングでは、より微小なマイクロドットをランダムに発生させ、その疎密さによって濃淡を表現することで、上記問題の解消と、より繊細な写真表現を可能にしています。
- ※モアレ
規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことです。
- ※ロゼッタパターン
AMスクリーニングによる製版方法で、特定のパターン構造によって発生する甲羅模様のことです。
トラッピング(各色のインク転移量格差)の変動や、モットリング(用紙表面のインク吸収格差などによる濃度ムラ)による印刷のばらつきを抑え、高品質な印刷を実現し、その品質は常に安定したものとなります。
FMスクリーニングは、コート紙、上質紙、再生紙、新聞紙などの様々な素材への印刷に適しています。シャドー部の優れた再現性、高い濃度域、高い色再現域等の特性を持ち、ポスター、カタログ、書籍、ダイレクトメール、包装紙、新聞などの幅広い印刷用途に有効です。
- きめ細かな階調表現で、写真画質の再現性
- 紙を選ばない安定品質
- 線切れやロゼッタパターン、モアレの解消で、デザインの自由度アップ
- 糸目の細かな風味を表現したい、芭蕉布や花織などの反物のカタログや作品集
- 細部の造形や色調の細やかな表現を、確実に再現したい写真集や画集
- 色と光の繊細な煌きを表現したい、ガラス工芸品のカタログや作品集
- ビビッドなシズル感を表現したい、ビールや清涼飲料水のポスター
- メタリックな光沢を表現したい、精密機器や車などのカタログ、パンフレット





